アラサー夫婦のFIREを目指す節約日記 ~夫婦の馴れ初め編~
現在夫となった私について。
2020年、当時25歳、社会人3年目だった私は焦っていた。
結婚がしたい・・・!
会社の先輩の誘いで合コンには漏れなく行ったが、彼女はできず、ただ時間と金を浪費していた。
「結婚するためにはまずは交際期間が2~3年ほど必要だろう。となると今から彼女を作っても結婚は3年後だからその頃には28歳!?30歳になるまでに結婚したいしもう相手見つけなきゃまずい!!」
そんな感じでとにかく焦燥感があった。
そんな悩みを会社の2年上の女性の先輩、通称「イッコー先輩」(勝手につけた)に相談した。
イッコー先輩はとにかく仕事ではサバサバしているが、趣味でダンスを習っているとのことで、会社の飲み会の二次会のカラオケではキレキレのダンスを踊ってくれるかっこよくて素敵な先輩だ。
イッコー先輩は私の相談に対して、「じゃああんたアプリやってみなよ。」とのこと。
アプリとはつまりマッチングアプリであった。
私「アプリって出会えるんですか?」
イッコー「私はアプリで彼氏作ったし、会社の恋人欲しがってる人みんなにオススメしてるよ笑」
ほうほう、それならやってみようと始めてみた。自分の自己紹介文や写真を設定できるのだが、「女性目線でいい感じの写真選んであげるよ」とのことでイッコー先輩に私のフォトアルバムからいい感じの写真を選んでもらった。
イッコー先輩曰く、「ピン撮りでかっこつけてる写真なんか論外。友達とかと大勢で撮った写真の方が友達いそうに見えて安心できるからおすすめ。」とのこと。
自己紹介文の添削もしてもらって、プロフィール完成。
「結構いい感じのプロフィールになったじゃん。結構出会えるんじゃない?」と。
ありがとうございます!
しかしこのマッチングアプリ、男性月額5,000円と決して安くない。「飲み会1回分だ!」と思うことにして課金した。
そうしていざアプリを開始してみたが、イッコー先輩のプロデュースのおかげかけっこうな数の女性とデートすることができた。ざっと書くとこんな感じ。
・年下の大手企業の人
初めてマッチングアプリで出会った女性。小柄で可愛らしかったが、話が絶望的に盛り上がらず(盛り上げることができなかった・・・)、1回のデートで終了。
・小学校教員の人
私の話になんでも「おもしろーい!」と大爆笑する女性。1回目は食事、2回目はカラオケに行ったが、結婚は考えられなかったので終了。
・お笑い好きの人
私と同じお笑い好きで意気投合。仕事終わりの食事に2回行き、3回目には休日にルミネザよしもとに行ったが、私服を見てなぜか「違う気がする・・・」と感じてしまい終了。
・おしゃれな人
前職はネイリスト、現職は大手企業とのことで、とてもおしゃれだった。会話も盛り上がり、3回のデートを経て、私から告白し、交際することに!
しかし交際してからもお互い心を開くことができず、だんだん女性が私にそっけなくなっていった。私は当時女性が好きだったので、心を病み、朝は起きられず、家も散らかっていった。
会社の定期的なメンタルチェックを受けた際は、すぐに精神科を受診するよう勧められたほどだった。
結果としては交際してから1か月で女性から別れを切り出され終了。私は別れた瞬間心が一気に晴れやかになり(もちろん悲しみもあったが)、次の日にはメンタルは元通りとなったのであった。
・同業種の人
「知り合いにマッチングアプリをしていることを知られたくないから」という理由でプロフィールの写真を未公開にしていた女性。
同業種ということで親近感があったが、会ってみるとタイプではなかったため、食事をして終了。
・幼稚園の人
可愛らしいがサバサバとしていてボーイッシュな女性。家も近く、盛り上がったように思えたが2回目の食事以降、相手から連絡が返ってこなくなり終了。
・福岡から上京した女性
優しく明るく楽しい女性。2回食事をし、3回目には一緒にサングラスをして江の島へドライブに行った。しかし結婚は考えられなかったため終了。
思い出してみると、アプリを通していろいろな人と出会えました。
とてもいい人生経験だったと感じています。
そして次に会う人が現在の妻となるのでした。
つづく